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 伝統的な工法ですが、構造骨組みの接合部に金物を多用する等、省力化されてきています。間取りは比較的自由で増改築も修繕もしやすく、現在でも最も多い工法です。

 枠組み壁工法といい、北米で開発された木造壁式工法です。

元来は壁の骨組み財の太さが2インチ×4インチであったことに由来しています。現場は公称断面4cm×9cmの資材を標準に、枠状の骨組みを作り、構造用合板を釘で打ち付け、構造壁を構成しています。

 原理的には地震に強く、気密性の高い工法ですが、釘の打ち方や、釘の耐久性に依存しています。施工基準に従えば平均的な品質が得られますが、断熱材の取付方が悪いと壁内に結露が発生しやすく、特に重要な外壁下部の土台周りの木材や釘の耐久性に影響しますので注意を要します。

 壁が構造駆帯のため、軸組工法に比べ、間取りや増改築に制約があります。

 

 RC造の略称があります。壁で支える構造のものを「壁式構造」、剛接合した柱とハリで支える構造を「ラーメン構造」といいます。壁式構造は柱型やハリ型が突出しませんが、広さにより壁の延べ長さが決められますから、ラーメン構造に比べて広い部屋は確保しにくい構造です。

 普通コンクリートは断熱性に乏しいので、結露防止のためにも断熱工事は必要です。コンクリート系の建物は火災には丈夫ですが、材質や施工が悪いと構造として取り返しのつかないことになります。コンクリートの肌は雨水に侵されやすく、大気中の炭酸ガスによりアルカリ性が落ちると、鉄筋が錆びてコンクリートの剥げ落ちが発生しやすくなります。吹き付けタイル等は丈夫なものでも10年に1度は更正工事をしなければならず、陶製タイルでも現場貼り付けの場合は5年に1度剥がれや浮き上がりの点検をし、必要に応じ修理しましす。

 プレハブ住宅等低層の建物には、よく軽量鉄骨が使われます。軽量鉄骨は薄肉ですから、特に錆の影響を注意します。海岸近くは塩害のおそれがありますから避けます。

 構造の金属部分は弾性があるので、振動が伝わりやすい傾向があります。鉄骨は燃えませんが、高熱により変形しますから、耐火被覆がなければ耐火構造ではありません。壁ばかりでなく、屋上や床にもALC(軽量コンクリート)板を使うことがありますが、一般的な鉄骨造の床は鉄骨コンクリートが多く、その場合断熱工事が必要です。

壁式耐火構造で、ブロック造を丈夫にしたような構造です。壁のコンクリート型枠は不要ですから、敷地いっぱいに接する過密地域に適します。コンクリートとセラミックの2種類のユニットがあります。5階以下、軒の高さ16m以下、1階分の高さ3.5m以下であれば可能です。

【出典:「借りる・買う前に知っておきたい 不動産の基礎知識】 

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